投稿日:2020年1月21日

長野県のコワーキングスペースが説明する『おためしナガノ』

こんにちは。

長野県の信州リゾートテレワークのモデル地域にできたコワーキングスペース「hiroen」です。

「ときどきナガノ」と「おためしナガノ」という仕組みをご存知でしょうか?
長野県にて、トライアル移住や長野県内で、事業を起こす方向けに交通費の支給などを行っているサービスです。

前回は、ときどきナガノを紹介しましたので、今回は、おためし長野に関して、紹介いたします。

※2019年度の募集は終了しております。

おためしナガノ

おためしナガノとは?
地方での暮らしや仕事を考えているIT業界でご活躍の方向けの支援制度です。
最大約6か月、長野県を「おためし」する機会の提供があります。
対象は、宿舎や、引っ越し代・交通費です。
期間中、長野にずっと住んでいただく必要はありません。
東京など本来の事業地(居住地)を行き来しながらでも構いません。
本事業は、長野県内の企業への就職希望者を募集するものではありません。

1 募集期間
2019年4月24日(水曜日)から5月27日(月曜日)まで

2 「おためし」実施期間
2019年8月上旬から随時。2020年2月末まで最長6か月程度。

遅くとも、11月末までには、長野県での「おためし」を開始していただきます。
最短でも3か月間「おためし」していただくことになります。


3 募集数
12組(1組3名まで)

全体で最大25名程度を予定しています。
4名以上の参加も可能ですが、4名以降は補助金(8(2))の対象になりません。


4 「おためし」の概要
長野県内に居住して、県内のコワーキングスペースを仕事場として事業を行っていただきます。
業務内容は、自由です。現在の業務の一部を長野県で行っていただいて構いません。
「おためし」参加のために新たな事業を行っていただく必要はありません。もちろん、「おためし」を機に新規事業を立ち上げていただいても構いません。
期間中、長野県内にずっと住んでいただかなくても構いません。東京など本来の事業地(居住地)を行き来しながらでも構いません。
「おためし」中、コワーキングスペースなどで地域の人たちとの交流を通じて、長野県で「仕事をする」「住む」イメージを掴んでいただければと思っています。
「おためし」終了後、本格的な居住(二地域居住も歓迎)や拠点設置をしていただくことを願っていますが、戻っていただいても構いません。


5 「おためし」実施場所
以下の地域での実施を予定しています。
お申し込みの際に、ご希望の実施場所を第2希望まで選んでいただきます。
実施場所詳細は以下をご覧ください。
http://itnagano.naganoblog.jp/e2370295.html(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

2019年おためしナガノ実施場所

千曲川バレー(新幹線沿線)
1飯山市(募集数1~2組)
2小布施町(募集数1~2組)
3長野市(募集数2~3組)
4上田市(募集数1~2組)
5東御市(募集数1~2組)*計3名まで
6小諸市(募集数2組)
7立科町(募集数1~2組)
8佐久市(募集数1~2組)

松本平エリア
9塩尻市(募集若干数)

八ヶ岳西麓エリア
10茅野市(1~2組)
11富士見町(1~3組)*計3名程度まで

伊那谷エリア
12伊那市(募集数1~2組)*計3名まで

木曽谷エリア
13木曽町(募集数1~2組)*計3名まで

(参考)過去の応募状況(PDF:76KB)

6 対象者
長野県を「仕事場」にしたいIT関連の方
地方への拠点設置を検討している首都圏等のIT企業の方
長野県内でIT関連の事業を行いたい方
地方でIT関連の事業をやろうと考えている方 など
いずれも、既に事業を実施している方又は具体的な事業計画をお持ちの方を対象とします。
「おためし」に際して、新たな事業立ち上げは必要ありません。
現在取り組んでいる事業を引き続き行っていただいて構いません。
長野県内のIT企業へ就職したい、という方は対象としていません。

具体的にはこんな方を想定しています
地方への拠点(ブランチ、サテライトオフィス等)を設置したいIT企業の方
フリーランスでIT関連の事業を行っている方
現在IT企業に勤務し、あるいは、一般企業のIT関連事業に従事している方で、スピンアウト・スピンオフ・社内ベンチャー立ち上げ・独立創業等をして、IT事業を行おうと考えている方
IT関連の事業で創業したい方
「IT関連の事業」とは
ITを活用した事業全般を広く指します。具体的には、以下を想定しています。

各種アプリやソフト、ゲームの開発
パソコンを使った画像や映像等の創作(WEBクリエーター、デザイナー、映像や音楽のクリエーター等)
ITを用いたものづくり(のプロデュース) (例:スマートフォン活用の電子錠など)
WEBやスマートフォンを通じた各種サービスの提供
製造業や小売業等へのITを活用したサービスの提案、提供
IoT、AIなどのITソリューションの開発、提供 など

7 参加条件
法人・個人は問いません。

年齢
2019年8月1日現在で、20歳以上、おおむね45歳以下の方

居住地
長野県以外に居住している方(長野県出身者も対象です。)

拠点(事業所等)
長野県内に拠点(本社、支社、事業所等)を有していない事業者

8 長野県が行う支援
「おためし」に参加していただく方には、長野県として次の支援を行います。

住居の提供
「おためし」期間中の住居として県有施設を提供します(一部例外あり)。

主に県職員宿舎として利用していた物件(主に一戸建て)を提供します。
主にコワーキングスペースへ徒歩(15分程度)で通える距離にあります(一部例外あり)。
1組に1施設の提供です。複数人で参加の場合、ルームシェアでご利用ください。
無料提供を予定しています。ただし、物件によっては有償(物件によりますが5,000~30,000円/月を予定)となる場合があります。
駐車場、共益費等が発生する場合があります。
県に代わって、実施予定地の市町村が宿舎を提供する場合があります(有償又は無償)。
一部の実施予定地では、県及び市町村による宿舎の提供がありません。その場合は、民間アパート等をご利用ください。市町村によっては家賃補助があります。
有償、無償に関わらず、水道光熱費等は原則自己負担になります。また、自治会費等を別途お支払いいただく場合があります。
県による宿舎提供を受けず、民間アパート等をご利用いただいても構いません。ただし、その場合、県からの家賃補助はありません。
資金援助(補助金)
オフィス利用料(コワーキングスペース利用料 最大6か月程度)
移転費(引越代等)
県外(東京等)への業務上の交通費(主要駅間のみ)
家具・家電、自動車等交通用具のレンタル料
住居の通信環境整備費(導入時の工事費等)
住居修繕費(県提供施設利用者のみ。原則として大きな修繕は県が行います。)
県内で開催するセミナー等の会場費
補助の金額には上限があります
上記の補助金は、合計で一人当たり30万円を上限とします。
従って、1組3人で参加の場合、1グループ90万円が上限となります。
ただし、予算の都合上、全体の参加者が一定数(20名程度)以上となる場合は、一人当たりの上限額を24万円としますので、ご了承ください。

相談・つながりづくり
期間中、事業や生活していく上で各種相談をお受けします。
県職員がコワーキングスペースを訪問して、お話を伺ったり、専門機関への橋渡しをします。
地域の人たち(コワーキングスペース利用者、地元のIT関係者等)との交流会、金融機関との意見交換会等も行う予定です。

「おためし」終了後の支援
長野県への本格的な移住や拠点設置をご希望の場合、お手伝いいたします。
完全移住(移転)でなくても、二地域居住等も歓迎です。
(例)融資や補助金のご案内、市町村の店舗改装補助金のご案内、専門の経営支援機関、金融機関のご案内

参考 長野県ICT産業等立地助成金
5人以上(過疎地域は3人以上)の新規常勤雇用する事業所を長野県内に新たに設置する場合、以下を助成します。(「おためし」参加後の利用が可能です。)

建物・設備機器等の取得費用 助成率10%
建物・設備機器等の賃借料 助成率50%(契約から1年間分)
雇用(新規常勤雇用者) 助成額30万円/人
(県内に住所を有する方に限ります)
詳細は下記ホームページをご覧ください。
http://nagano-ritti-navi.jp/preferential/ict.php(別ウィンドウで外部サイトが開きます)

9 参加者にお願いすること
「おためし」参加者には、以下を実施していただきます。

「おためし」期間中、月平均おおむね6泊以上の滞在と事業実施
コワーキングスペースの月額利用契約とコワーキングスペースでの事業実施
※期間中、ずっと長野県内に居住しなくても、本来の事業地(居住地)と行き来していただいて構いませんが(例えば週3日は長野、残りは東京)、できるだけ長野県内で居住していただくことを希望します。
SNS等(facebookやブログ)で、長野県での仕事や暮らしぶりを定期的(週1回程度)に発信。
その他、参加及び補助金支払い等に関して県が求める手続き(請求書の提出等)への対応。

(引用元:https://www.pref.nagano.lg.jp/service/otameshi/2019.html


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