投稿日:2020年1月23日

長野県のコワーキングスペースが紹介する『渋温泉 九湯めぐり』

こんにちは。

長野県の信州リゾートテレワークのモデル地域にできたコワーキングスペース「hiroen」です。

今回は、麓の湯田中渋温泉郷の中でも、渋温泉の紹介していきます。
渋温泉には、ホテルや旅館の外に設置された温泉が9つあります。
宿とセットになっているものではなく、町中にパラパラとあって、町中を歩きながら巡るのが一つの定番観光となっています。

浴衣を着て、下駄を履いて、温泉街の情緒豊かな温泉街を歩き、途中に温泉まんじゅうやゆで卵なども味わいながら、巡っている方が毎日沢山いらっしゃいます。

また、それぞれの湯に、スタンプが設置されています。
温泉を巡る際は、ホテルや旅館で鍵を借りる必要があります。
専用の鍵を借りるときに、白い手ぬぐいても手に入れることができるので、その手ぬぐいに9つのスタンプを押していきます。
9つ集めるとご利益があると言われています。
「九(苦)労を洗い流す」ということにかけていると言われています。


ちなみに、渋温泉は、歴史の教科書にも出てくる奈良時代の僧侶 行基が見つけたと言われています。
源泉が豊富にあり、上質な温泉が多いと言われており、戦国時代には、傷を負った武田信玄が傷を癒やしに来たという言い伝えもあります。

9つの湯は、それぞれ効能などが違うので、これから紹介していきます。

目次

一番湯 初湯

こちらは、胃腸に良いといわれています。
渋温泉の石畳の坂に面したところにあります。
建物が古く見えますが、中に入ると、木造のちょうどよい質感で、まさに温泉だけを楽しむための施設になっています。

二番湯 笹の湯

こちらは、湿疹に聞くといわれている温泉です。
以前は、笹薮の中からお湯が湧いていることから、この名前が付けられたそうです。

一番湯よりは、少し色味の付いた湯が特徴的です。

三番湯 綿の湯

こちらは、切り傷やおできなどに効果的だといわれています。
三番湯は、町の端にあるので、ここから折り返して、渋温泉の中心街に向かっていきます。

四番湯 竹の湯

こちらは、痛風に効くといわれています。
昔は、竹で温泉を引いていたので、この名が付けられました。

五番湯 松の湯

こちらは、脊椎系の病に良いといわれています。
近年、改築されたので、他の温泉よりはキレイですが、逆に、ここまで来ると、木造で風情が欲しくなってくる方も多いと思います。

六番湯 目洗の湯

こちらは、眼病に効くといわれている温泉です。
9つの湯は、基本的に源泉かけ流しなので、温度が非常に高いのですが、こちらはその中でも入りやすい温泉です。

七番湯 七操の湯

こちらは、外傷性の障害や病気に効くといわれている温泉です。
七つの病気を治すことや、七回入れば、何でも治るなどの由来があるそうです。

八番湯 神明滝の湯

こちらは、神明山から湧いたお湯を、滝のような打たせ湯にしていたことが由来だそうです。
この温泉の効能は婦人病だそうです。

九番湯 渋大湯

こちらが、最後の温泉です。
渋の大湯は、渋温泉の中心に位置しています。
温泉の上には、足湯などもあります。

他の温泉は、一箇所に一つの湯船ですが、こちらは、二つの湯船があり、熱さが分けられています。

このような九つの温泉をめぐっているうちに、気持ちも体もリフレッシュできますし、意外とお腹が空いてることが多いように感じます。

お昼すぎにスタートして、九つ巡ったあとに、すぐに夕食を食べるような流れがおすすめです。


ぜひ、山ノ内町のいろいろな魅力を楽しんで見てください。

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